Windows最適化チャレンジ パッケージ管理編
Windowsでソフトを入れる時、だいたいはインストーラ落としてきてインストールすると思います。
ただそうすると、バージョン上がった時に少々面倒だなと最近思います。特にWindows Serverの場合。
調べてみると、Windows用のパッケージ管理ツールがあるようなので使ってみようと思います。
環境
自分のPCは既に色々入っているので、AWS上でまっさらなWindows Serverを立てます。
使用AMI : Windows_Server-2016-English-Full-Base-2018.09.15 (ami-0ecf3c199663ebcde)
英語なので、起動時にuserdataで日本語化します。
<powershell> ipmo international Set-WinSystemLocale ja-JP </powershell>
上記スクリプトをuserdataに入れたらいけるかなーと思いましたが、英語のままでした…
なんとかしたいところですが、今回はここがメインではないので英語のまま進めることにします。
この辺のプロビジョニングはまた今度。
パッケージ管理ツール導入
今回は"chocolatey"を使ってみます。
手順に従って、進めていきます。
PowerShellを管理者権限で起動して以下コマンドを実行します。
Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))
コマンドを使うにはシェルを開き直さないといけないようなので、そうします。
コマンドが使えるかどうか確認します。
PS1 > choco --version 0.10.11
入りました!
パッケージをインストールする
せっかくなので何か入れてみます。
chocolateyで入れられるものは以下のページに一覧が載っています。
インストール時のコマンドも載っているのでコピペできて便利。
試しにchromeを入れてみます。
choco install googlechrome
上記コマンドを実行すると、インストールが始まります。
The install of googlechrome was successful. Software installed as 'MSI', install location is likely default. Chocolatey installed 2/2 packages. See the log for details (C:\ProgramData\chocolatey\logs\chocolatey.log).
裏ではmsiが使われているのかな?
あとログも吐いてくれるみたいですね。
スタートメニューで確認したところ、chromeも使えるようになっていました。
アンインストール
アンインストールをしてみます。
choco uninstall googlechrome
これだけで消えました。便利!
まとめ
Windowsのパッケージ管理がめんどくさい問題はchocolateyで解決できそうです。
アップデートがあった場合は"choco update hogehoge"でできるようなので、使ってみたいですね。